- AGA -

AGA

AGAとは

AGAとは、正式名称であるAndrogenetic Alopeciaの略で、男性ホルモン型脱毛症(男性型脱毛症)のことです。
男性型脱毛症とは、成人男性特有の進行性の脱毛症で、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなったりするのが特徴で、遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因だと言われています。
特に20代以降の男性に多く見られ、日本人男性の3人に1人がAGAだと言われています。
AGAは治療せずに放置すると進行していきますので、早めの治療が大切です。

※(引用)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)

このようなお悩みのあなたにおすすめ

  • 最近、薄毛が気になるようになった
  • 抜け毛が多くなった気がする
  • 進行する前に、早めの治療を行いたい
  • 周囲の視線が、自分の頭を向いている気がする
  • 髪の毛が細くなった、コシがなくなった気がする
  • 父や祖父など、親族に薄毛(ハゲている)の人がいる

AGA治療で効果を得られる確率は99.4%

AGAを発症すると、何らかの処置を施さないと症状は悪化しますが、早期治療を行った場合は高い確率で改善するといわれています。
AGA治療で多くの人が実感される効果は以下のような点です。

  • ・毛が早く伸びる
  • ・毛が太くなる
  • ・新しい毛が生えてくる

実際に日本人男性801人に治療薬フィナステリド(1mg/日)を5年間内服継続した実験では、99.4%に効果が認められています。
AGAは悪玉脱毛ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が過剰に発生し、それを感知することによって起こります。
DHTは通常であれば2〜6年といわれるヘアサイクルの成長期を極端に短くしてしまう作用があり、この作用によって髪の毛が成長する前に抜け落ちてしまいます。

※(引用)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)

AGAの原因

  • 男性ホルモン

    男性ホルモン

  • 男性ホルモンが毛包で、ジヒドロテストステロンという、「髪の毛にとっての悪玉ホルモン」に変換されてしまうことで、発毛が阻害されAGAが進行してしまいます。

  • 遺伝

    遺伝

  • 男性ホルモンの受容体は遺伝による影響が最も多く、AGAには家系的な要素が非常に大きいです。

  • ストレス

    ストレス

  • 精神的、身体的なストレスは、自律神経やホルモンバランスに影響を及ぼします。

  • 生活習慣

    生活習慣

  • 頭皮のケアだけでなく、不規則な生活、喫煙、多量のアルコール摂取、栄養不足(ビタミンやミネラルといった髪の毛の生成に重要な栄養素)もAGAを進行させる要因になります。

AGAの遺伝的要因

AGAの原因となるDHTは何故過剰に分泌され、感知しやすい人がいるのでしょうか?
その答えは「5α-還元酵素(5αリダクターゼ)」「アンドロゲン受容体遺伝子」という遺伝的要素に関係します。
この2つの遺伝的要素が重なると、AGAを発症しやすくなります。

5αリダクターゼ活性度が高い

5αリダクターゼ(5α-還元酵素)とは全身の毛穴に存在する酵素のことで、男性ホルモンであるテストステロンと結合すると脱毛を促すDHTへと変換されます。
5αリダクターゼには「Ⅰ型」と「Ⅱ型」の2種類が存在します。
全身の体毛の皮脂腺に存在するのは、I型5αリダクターゼで皮脂腺の分泌が多い脂性肌の方はこのⅠ型5αリダクターゼの活性度が高いといわれています。
Ⅱ型5αリダクターゼは、前頭部や頭頂部、髭、腋毛、スネ毛、陰毛などの毛乳頭細胞に存在します。
これらの5αリダクターゼが体内に存在する量は、遺伝子によって決まります。
主に父型・母型の両方から優性遺伝で引き継ぎますが、内服薬や外用薬である程度活性度を抑えることが可能です。

アンドロゲン受容体遺伝子の感受性が高い

DHTが過剰に分泌されるだけでは、AGAは発症しません。
毛根部分にある、アンドロゲンレセプターという受容体の感受性が高いと、DHTが受容されやすくなります。
DHTが受容されると、毛母細胞の活動が阻害され、ヘアサイクルが乱れてしまいます。
その結果、新しい毛髪が育たなくなり脱毛や薄毛の原因となります。

アンドロゲンレセプターの感受性はX染色体(母型)で決まります。
つまり母方の祖父が薄毛の場合、アンドロゲンレセプターの感受性が75%の確率で高くなります。
母型の曾祖父も薄毛だった場合、87.5%の確率でアンドロゲンレセプターの感受性が高くなります。

しかし、この確率に当てはまる方全てがAGAを発症するわけではありません。
日頃から正しい情報を把握し、適した方法で早めの対策をおこなっておきましょう。

正常なヘアサイクル

1.成長期
毛根の奥にある毛母細胞の分裂が始まり、毛が伸びる時期(2〜6年)
2.退行期
毛母細胞の活動が弱くなり、毛根から毛球が離れ始める時期(約2週間)
3.休止期
毛母細胞の活動が完全に停止し、毛穴から毛が抜け落ちる時期(3ヶ月〜4ヶ月)

AGAの治療は、悪玉脱毛ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」の活動を抑制する治療を行います。
しかし毛母細胞が死滅していると、いくらDHTの活動を抑制したところで、発毛効果は見込めません。
そのため、毛母細胞が死滅する前に治療を開始する必要があります。
つまり、早めの治療が大事です。

AGAの進行パターン

AGAのタイプは、頭頂部・生え際・前頭部の進行具合に合わせて「ハミルトン・ノーウッド分類」という分類法によってタイプが分けられます。
一般的にはアルファベットの「M字」「O字」「U字」型と分類されることもあります。

※ハミルトン・ノーウッド分類は1000人ものAGAの白人男性を分析し、AGAの進行度を7段階にパターン化したもの。

AGAは早期対策がおすすめ

AGAは徐々に進行していきます。
ステージが進行するほどに、治療の反応や効果が少なくなってしまいますので、早めの治療が大切になります。
ステージが早い段階であれば、内服治療のみでも十分な効果が期待できます。
逆に、ステージが進んでしまうと、グラフトなどの植毛手術でないと治療効果が期待できなくなってしまいます。

額の生え際から後退するM型

M型はAGAの基本形とされ、進行するにつれて頭頂部へと広がっていきます。
ステージ4になると頭頂部にもAGAを発症し、最後に生え際と合流します。
髪の成長を抑制してしまう「5α還元酵素」が前頭部に多いことからM字になる可能性が高くなります。

頭頂部から薄くなるO型

O型は日本人に最も多いタイプといえるでしょう。
頭頂部を中心にAGAが進行し、比較的早い段階(ステージ3)で薄毛が目立ちます。
最終的に生え際と頭頂部を中心にAGAが進行し、頭部全体に薄毛が広がります。
自分では確認しづらい部分になりますので、人に指摘されて気が付くことも多いのが特徴です。

前頭部から進行するU型

前頭部から後頭部に向けて進行する特殊なタイプで、日本人には珍しいタイプです。
ステージが進むと、徐々にヘアラインが耳より後ろへと下がっていきます。
しかし途中で前頭部と頭頂部にも薄毛を生じるため他のタイプと区別がつかなくなります。
深刻度も高くなる傾向が見られるので、長期間にわたるAGA治療が必要です。

頭皮への血流促進

頭皮の環境を整えるファクターは、毛穴の詰まり(生活習慣)、ミネラル(食生活)、血流量などがあります。
その中でも特に大きく影響を与えるのが血流量となります。

遺伝的要因がなくても生活習慣が乱れていると、頭皮の血行が悪くなり毛髪に必要な栄養や酸素が行き届かなくなります。
このような状態が続くと、後天的にAGAを発症するケースも少なくありません。

特に喫煙は頭皮の毛細血管に悪影響を与え、血行不良を引き起こすため毛髪の成長を止めてしまう可能性があります。
また日ごろから睡眠時間が5時間以下と短い方も自律神経が乱れ、血行不良の原因となります。
この他にも食生活やストレスなどで毛穴が詰まり、DHTの発現を誘導します。

年齢が若い方、遺伝的要因がないのに薄毛が気になっている方は、頭皮の血行を良くするように生活習慣を見直してみましょう。

AGAセルフチェックリスト

以下に当てはまる項目が多い方は、AGAを発症しやすく、AGAの前兆となります。 とくに症状が見た目に現れている方は、早めの受診をおすすめします。

  • 親族に薄毛の人がいる(とくに母型の祖父)
  • 枕に抜け毛が沢山ついている
  • 頭皮に痒みがある
  • フケが増えた
  • 脂肪分の多い食べ物をよく食べる
  • ストレスが溜まっている
  • 睡眠時間が5時間以下である
  • タバコを吸う
  • 飲酒の機会が多い
  • 頭皮が硬くなった

当院のAGA治療の特徴

当院では、抜け毛の原因となる「男性ホルモンの抑制」と「発毛力の強化」に着目して治療を行います。
フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルというそれぞれ作用の異なる3種類の治療薬を使って患者様の体質や症状に適した治療を行うため、より効果を実感しやすくなります。

フィナステリド(プロペシア)とデュタステリドは、男性ホルモンがDHTに変換されるのを防ぐ作用があります。

対してミノキシジルは頭皮の血行を促進し、発毛力を高める作用があります。
フィナステリド、もしくはデュタステリドと併用することで相乗効果を増し、効果を実感しやすくなります。

施術の流れ

1. ご予約
お電話、サイト内のカウンセリング予約、もしくはLINE予約にてご予約を承っております。
2. カウンセリング
問診、頭皮の状態などを詳しく診察します。
ご希望の治療方法、ご予算に合わせて治療法をご提案させていただきます。
3. 処置・処方
内服薬や外用薬の処方を行います。
4. 通院による経過観察
経過を診察させていただき、頭皮の診察と検診および健康状況の確認を行います。

リスク(副作用・合併症)について

施術時間 5分
腫れ・内出血 なし
リスク フィナステリド:性機能の低下の症状が出ることあり
デュタステリド:性機能の低下の症状が出ることあり
ミノキシジル:一時的な体毛の増加、動悸、血圧低下の症状が出ることあり

施術料金

AGA (1ヶ月分)
フィナステリド
(プロペシア)
5,000円
デュタステリド
(ザガーロ)
7,000円
ミノキシジル 5,000円
発毛実感プラン
フィナステリド+ミノキシジル
9,000円
発毛実感プラン
デュタステリド+ミノキシジル
11,000円
※お得な(数ヶ月分セット)もご用意しております。

※表示価格は全て、税込価格となります。

よくある質問

AGA治療をすれば誰でも毛が生えますか?
フィナステリド(1mg/日)を5年間内服継続した実験では、99.4%に効果が認められています。
ただ、AGA治療を行ってもごく稀に効果が現れない方がいます。
また、体質が合わない方や、高血圧、心臓疾患などをお持ちの方は治療の継続が困難となります。
AGAは完治しますか?
AGAは基本的に完治することはありません。
治療中は抜け毛が抑制され発毛効果がありますが、服用をやめると薄毛は再度進行します。
治療する際は、治療期間の計画を立てると良いでしょう。
治療期間はどれぐらいですか?
AGA治療においてゴール地点を設定するのは難しいところですが、約3ケ月~約6ケ月程度で発毛実感し、1年前後で毛髪の劇的な増加を目指します。
十分に生えそろった後は、お薬のペースを抑えながら維持させていきます。
どのくらいの期間で効果が得られますか?
当院では、しっかりとした治療プログラムで進めていくため、用法・用量をお守り頂けると約3ケ月~約6ケ月で薄毛の改善を実感している人が多いです。
シャンプーや育毛剤では髪は増えますか?
育毛剤を使っても元々以上に髪の量は増えません。
減った髪の量は戻すことができます。
育毛剤の効果は頭皮の血行促進、髪に栄養を与える、薄毛予防、抜け毛予防です。
そこに育毛シャンプーを育毛剤と一緒に使うことで頭皮の環境を改善しながら発毛を促す相乗効果が生まれます。
AGA治療に年齢制限はありますか?
基本的に20歳以上で健常な方であれば、誰でも治療が可能です。
フィナステリドやデュタステリドは男性ホルモンの抑制作用がありますが、未成年の方は成長過程にあたるため処方できません。
ミノキシジルであれば、18歳以上の方でも処方が可能となります。
AGA治療中に、併用してはいけない薬はありますか?
風邪薬や胃薬、抗アレルギー薬、痛み止めなどのクリニックや病院で一般的に処方される薬は、併用しても問題ありません。
抗真菌薬など一部特殊な薬は、注意が必要な場合があります。
日常的に服用している薬がある場合は、カウンセリングにて事前にお申し出下さい。
AGA治療で髭や体毛は濃くなりますか?
プロペシアを内服すると髭や体毛は薄くなる可能性がありますが、ミノキシジルを内服された場合、髭や体毛は濃くなります。
当院では、このようなお悩みに合わせて薬の種類を考慮しています。
また、髭や体毛の医療脱毛も行っておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
AGA治療ができない人はいますか?
以下に当てはまる方は、AGA治療薬による副作用が懸念されるため、治療を控えていただいております。

・高血圧の方
・心臓に疾患をお持ちの方
・治療開始1〜2年以内に子作りを考えている方
・肝臓に疾患をお持ちの方
・未成年の方

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院長 永嶋啓一

院長 永嶋啓一

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