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人中短縮

人中短縮術とは

顔の下半分のバランスで顔の印象は大きく変わり、鼻の下が長いと間延びした顔や老け込んだ印象に見えてしまうことがあります。
人中短縮術は、鼻の下を切開し、余分な皮膚を切除する事で鼻と口の距離を短くする手術です。
上唇リフト、リップリフトなどと呼ばれることもあります。
同時に小鼻縮小術も併用されると小鼻が横に広がって見えてしまうリスクも軽減できるため、当院では併用して治療されることをおすすめしています。

人中短縮術で鼻の下を短く

人中短縮術は鼻の下が1.5cm以上ある方が対象となり、特に2cm以上ある方やのっぺりと面長な印象に見えてしまう事がお悩みの方に、治療をおすすめしています。
鼻下から上唇までの距離と下唇から顎先までの距離は1:2が顔の黄金比とされています。
人中の距離を短くするとこの黄金比に近づく為、顔立ちが整い、小顔効果があります。
また全体的にリフトアップしているように見える効果があり、若々しく可愛い印象を手に入れる事ができます。

人中短縮の種類

内側人中短縮

人中短縮

適応 鼻の下が長い方
注意点 一時的(術後1ヶ月程度が目安)に小鼻が広がって見えることがあります。
切開範囲(距離)が長くなるとやや唇の形が富士山のようになりやすいことがあります。
土手を温存する術式と、傷を見えないようにする術式(土手を温存しない)があります。

外側人中短縮

上口唇挙上術

適応 口角が下がって見える方
内側人中短縮を既に行っている方
上唇の厚みが薄い方
注意点 唇と人中側の皮膚を切除するため、他の人中短縮の施術と比べて表面に傷跡が残ります。
ノーメイクの時に傷がやや目立ちやすい印象になります。
リップを塗ることで大幅に目立たなくさせることが可能です。

当院の人中短縮術の特徴

1. 切開デザイン
土手を温存する術式と、傷を見えないようにする術式(土手は温存しない)の2種類を取り扱っており、オーダーに合わせて切開デザインを決めていきます。
傷がみえないように鼻の穴の中に隠すデザインで行っています。
また、唇の形が富士山のようにならないようにデザインしていくことも可能です。
(※個人差あり)

人中短縮(土手非温存)

人中短縮(土手温存)

2. 傷跡
傷を鼻の穴の中に隠すデザインでは傷跡が目立ちにくいです。
土手を温存する術式では、傷を隠すことはできませんが、スーチャーマーク(外側法後の跡)や赤みなどが最小限になるような工夫を行なって施術しております。
(※個人差あり)
3. 縫合
鼻柱の部分はどうしても隠しきれない部分のため、真皮縫合(中縫い)を密に行うことで、外側縫合を最小限(または行わない)にして、スーチャーマーク(外側縫合の跡)が残らない工夫をしております。
4. 無痛治療
眼窩下神経のブロック麻酔を行い、無痛での手術を行っております。
痛みや手術が怖い方、不安な方には、寝る麻酔(静脈麻酔)もご用意しております。

人中短縮 手術の流れ

1. お着替え
手術時間は、全体で30分程度となります。
手術当日、来院されましたら専用着に着替えていただきます。
2. マーキング
患者様1人1人の骨格に合ったベストな状態の仕上がりをイメージし、手術前に確認しながら切開デザインのマーキングを行います。
3. 手術開始
麻酔で完全に痛みを感じない状態にしてから手術を開始します。
鼻の下の最も傷が目立ちにくい部分を切開し、余分な皮膚を数ミリ切除します。
その後、必要な皮下組織の処理を行います。
希望される方は同時に小鼻縮小術を行い、小鼻が横に広がらないように予防します。
4. 縫合
鼻腔の中に傷が隠れるように、傷を丁寧に縫合していきます。
真皮縫合、皮膚縫合の二層縫合なので、後戻りの心配もなく、傷口も美しく仕上がります。
5. アフターケア
手術後5日以降に抜糸を行います。
抜糸後は傷口の経過観察とともにご自宅でのケアの方法を丁寧に指導致します。
術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。

人中短縮術の症例写真

人中短縮術の術後傷跡動画

ダウンタイム(期間や程度、色味、凹凸など)

術後経過の参考写真

腫れ
腫れやむくみは2、3日〜1週間程度で徐々に落ち着いていきます。
痛み
1〜2週間程で徐々に落ち着いていきます。
内出血
出現することがありますが、1〜2週間程で徐々に薄くなっていきます。
傷跡
傷は2、3ヶ月〜半年かけて細く白い線になります。
出血
術後は血が滲むことがあります。
ティッシュなどで患部を軽く圧迫し止血をしてください。

術後の注意点・過ごし方

飲酒
アルコールを摂取することで血流が良くなりダウンタイムが長引く可能性がありますので1ヶ月程は飲酒を控えてください。
お風呂・洗顔・シャワー
短時間のシャワーは患部を避けて当日から可能です。
洗顔は患部を避けて翌日から可能です。
患部を含めた洗顔に関しては術後3日後より可能です。
血が固まっている場合は3日後より水分でよくふやかしてから洗ってください。
メイク
お化粧は患部を避けて頂ければ当日可能になります。
患部は抜糸翌日から可能ですが赤みなどがある場合は数日控えてください。
運動・マッサージなど
鼻の組織の安定には3週間程度かかるため、1ヶ月程はサウナや激しい運動、顔のマッサージなどの血流を活発にする行為は避けてください。
その他
ズレや負担がかかるのを避けるために、うつ伏せ寝は避けてください。

起こりうるリスク・副作用・合併症について

感染
稀に起こることがあります。

施術料金

人中短縮(土手温存) 352,000円
人中短縮(土手温存)+小鼻縮小(外側) 498,000円
人中短縮(土手非温存) 352,000円
人中短縮(土手非温存)+小鼻縮小(内側) 498,000円
人中短縮(土手非温存)+小鼻縮小(内側+外側) 550,000円

※表示価格は全て、税込み価格となります。

人中短縮術についてよくある質問

傷跡は目立ちますか?
約2〜3ヶ月程は赤みがありますが、徐々に消失し目立たなくなります。また当院では傷口が美しく仕上がる様、真皮縫合と皮膚縫合の二層縫合を行っております。
術後、食事はできますか?
食事は可能です。
術後3日後くらいは、上唇が引っ張られているような違和感がありますが食事や会話は普段と同じようにしていただいて構いません。
術後、日常生活で制限はありますか?
制限はございます。
抜糸までの1週間は腫れや内出血が強く出る可能性があります。その為、激しい運動や長時間の入浴は控えて頂いております。また、鼻を強く噛んだり、患部に負担がかかるような動作も控えて頂いております。
後戻りしませんか?
後戻りはしづらいでが、加齢とともに伸びてくる可能性はございます。
当院の人中短縮術は皮膚切除だけでなく、皮下組織の処理、二重縫合を行うため、後戻りはしづらくなっております。
人中短縮で筋肉処理や内部処理はしていますか?
当院では内部処理として、後戻りをしない様に口輪筋〜真皮の一部を軟骨や骨などの硬い組織に固定しております。
また、術後に人中部分がこんもりしない様に一部真皮や口輪筋のボリュームを調整(除去)してから縫合しております。

サイトの医師監修について

院長 永嶋啓一

院長 永嶋啓一

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