メーラーファット除去

メーラーファットとは

メーラーファットとは頬骨の上にある法令線とゴルゴラインに挟まれた部分の脂肪のことです。
この脂肪が多いと法令線にかぶさり、目立ちやすくなります。
また加齢によりメーラーファットの位置が下垂すると、目の下に凹みが生じゴルゴラインの原因となります。

メーラーファットを除去することでこのようなお悩みを解消し、スッキリとした若々しいフェイスラインに仕上げることかできます。

顔だけ太ってみえる方や、ダイエットでは顔のシェイプアップが難しい方もリバウンドなくシャープな小顔を実現することが可能です。

メーラーファット除去の特徴

メーラーファット除去は、1度の施術で頬骨上にある脂肪細胞そのものを除去できます。
脂肪溶解注射とは違い、確実に狙った箇所の脂肪除去が可能でリバウンドなどのリスクはありません。
術後は数週間かけて徐々に頬が引き締まり、半永久的にスリムな小顔効果が得られます。

バッカルファット除去との違い

バッカルファットは、咬筋と頬筋の間にある筋肉の下に存在する顔内部の脂肪のことを指します。
対して、メーラーファットは目の下から頬骨周りにある脂肪のことで比較的顔の外側に存在します。
アプローチする場所も異なり、バッカルファットは左右の口内内側ですが、メーラーファットは口角内側となります。

手術の流れ

1. マーキング

仕上がりをイメージし、脂肪除去の範囲をマーキングしていきます。

2. 手術開始

麻酔で完全に痛みを感じない状態にしてから手術を開始します。
手術時間は15分〜20分程度となります。
最後に傷を縫合し手術終了となります。

3. 圧迫・固定

術後の仕上がりをよくするため、腫れ・内出血を最小限にするためにフェイスバンドで圧迫固定していきます。
術後24時間は装着していただきます。

4. アフターケア

抜糸の必要はありません。
術後1週間は、フェイスバンドが装着可能な時は極力つけていただくことを推奨しております。（※必須ではありません）
腫れや内出血、痛みがなくなってから、拘縮が起きている場合は、マッサージしていただくと治りが良くなります。

ダウンタイム（期間や程度、色味、凹凸など）

腫れ

2週間から1ヶ月で徐々に落ち着きます。

痛み

数日～1週間程で徐々に落ち着きます。

内出血

出現することがありますが、1～2週間程で徐々に薄くなっていきます。

傷跡

口角横または耳元に数ミリ程度の傷がつきます。1ヶ月程で目立たなくなっていきます。

拘縮

拘縮は、脂肪を取った部分の空洞を埋めるために皮膚と皮下組織が修復しようとすることで起こる状態です。
皮膚の表面が硬くなったり、でこぼこになったりして引きつれたような感覚が起こります。
個人差がありますが、1〜2カ月程で落ち着いていきます。

固定

フェイスバンドで術後から72時間固定することを推奨します。

起こりうるリスク・副作用・合併症について

感染

稀に起こることがあります。

凹凸

除去部分にボコつきや凹みなどが残る可能性があります。
術後のむくみがとれて皮膚が元通りの柔らかさとなり患部が完全に馴染むまでは2〜3ヶ月〜半年を要します。

その他

たるみなどの症状を促進させる可能性があります。

よくある質問

ダウンタイムはどのくらいですか？

個人差はありますが、1週間~1ヶ月程度で腫れや頬の違和感などは消失します。

施術中に痛みはありますか？

当院では患者様の要望に合った麻酔を使用いたしますので、痛みを感じることはありません。
手術中の感覚が苦手な方、不安な方は静脈麻酔も追加可能です。
お気軽にご相談ください。